2009年03月11日

床暖房の価格差は?



当社HPで頂くご質問に下記のようなものがあります。


Q:遠山電器の推奨する三菱製と他社が奨めるA社製の床暖房では価格の差があり、三菱製のほうが少し高いのですが、なぜですか?


気になるところですよね〜



私どもの回答は、

1.床暖房パネルについて

決定的な違いは、
A社製では架橋ポリエチレン管(ペットボトルと同じ材料)、
当社仕様(三菱製)は銅管を使用しています。
想像していただけるとわかりますが、例えばペットボトルのコップと
銅のコップにお湯を入れて手で持ったとき、どちらが熱いと感じるか・・・
温度によっては、銅のコップは持っていられないほど熱くなります。
ペットボトルでは、何とか持っていることができる。
何を言っているかといいますと、熱伝導の違いの説明です。
灯油式やガス式などのように80度の高温水を使用すれば
架橋ポリエチレン管でも問題はありませんが、
ヒートポンプ式床暖房では、温水温度が約50度という低温水を
使用します。
熱の伝わりが良くなければ、暖かさが得られないことになります。
現に、全国で行われているガスボイラーからヒートポンプ式に熱源を
置き換える工事などでは、配管が架橋ポリエチレン管の住宅では、
暖まりが良くないという事例が出ております。

今回の価格の差のほとんどは、床暖房パネルの違いにより出ています。


2.ヒートポンプ式ユニットについて

A社製では一般住宅の場合
外気温度がマイナス5度を超える場合は使用できません。
(カタログの設置制約に書いてありました)
マイナス5度までで6畳〜14畳となっております。
この畳数巾が大きいのは、住宅の条件が良い場合には
14畳までできますよ!と
条件が良くなければ・・・・。

当社が推奨する機種では、外気温度が−25度まで対応していて
最低でも20畳まで可能です。
最大は、一般住宅の場合で35畳まで大丈夫です。
能力に余裕があるため、ランニングコスト(電気代)が抑えられます。


大きな違いはこの2点となります。
せっかくお金を掛けて工事をしても、思ったように使用できないということ
は是非とも避けていただきたいと心より思います。



余談ですが、現在、架橋ポリエチレン管でも高効率商品の開発がされています。
しかし、熱の伝導に関して銅配管と同じだけの放熱を得ようとすると
架橋ポリエチレン管の配管ピッチを細かくするしかありません。
そこであるメーカさんが、銅パネルと同等の性能を持つパネルを試作した結果、
「銅パネルより高くなってしまう」ということでした。

快適性と価格はバランスをとりながら、より良い方法を選んでください。
それは、私の言うことだけを鵜呑みにせず、他にもこういっている方がいる・・などあると思います。いろいろなサイトを見たりご自分で勉強することも必要だと思います。
何を基準で選択するかは、最終的にはお客様が決められることです。

すべて調べることは難しいですが、ある程度疑ってから決められると良いと思います。
言っていることにブレがないか?価格だけの話をしていないか?



いかがでしょうか・・・



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